git add - ファイルをコミット準備状態にする
ファイルをコミット準備状態にするには「git add」コマンドを使用します。
# ひとつのファイルをコミット準備状態にする git add ファイル名 # カレントディレクトリ以下のすべてのファイルをコミット準備状態にする git add .
コミット準備とは
Gitでは、コミットを行う前に、コミット準備を行う必要があります。「git add」コマンドは、ファイルをコミット準備状態にするためのコマンドです。キャッシュに乗せるや、ステージング状態にすると解説されていることもあるかと思いますが、このサイトでは、コミット準備という言葉を使っています。
コミット準備状態を確認するには?
コミット準備状態を確認するには「git status」コマンドを使用します。
git status
コミット準備状態を解除するには?
間違ってファイルをコミット準備状態にした場合に、コミット準備状態を解除したい場合があると思います。
特定のファイルのコミット準備状態を解除
特定のファイルのコミット準備状態を解除するには「git rm --cached」を使用します。
# 特定のファイルのコミット準備状態を解除する git rm --cached ファイル名
すべてのファイルのコミット準備状態を解除
すべてのファイルのコミット準備状態を解除するには「git reset」コマンドを使用します。
# すべてのファイルのコミット準備状態を解除する git reset
間違っても、すべてのファイルのコミット準備状態を解除するという目的で「git reset --hard」を実行しないでくださいね。「git reset --hard」を実行すると、作業ディレクトリ内で行われた変更もすべて戻ってしまいます。